JR安土駅(琵琶湖線)からすぐのところにある安土城郭資料館では安土城の模型があり、内部(城の断面図)が見られます。また、安土城の全容や配置図なども見られるので、安土城跡を見学する前にぜひこちらの資料館を見ることをおすすめします。

このページでは、安土城郭資料館の展示についてご紹介しています。

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豪華な天主を誇った幻の安土城と関連施設から織田信長をしのぶ(滋賀県安土城)

安土城郭資料館の展示内容

安土城郭資料館はJR安土駅(琵琶湖線)からすぐのところにあります。資料館と言ってもそれほど大きくはなく、入場料が200円というのもお手頃価格でうれしいですね。

入口で200円を払って中に入ると、まずビデオ映像を見るようにすすめられます。
ビデオでは安土城についての説明などがあります。

そして、メイン展示である安土城の模型を見学します。

これは安土城を再現したものですが、係の人がスイッチを押すとこのように2つに分かれて中を見られるという点がすごいです。

安土城郭資料館

断面図は城の中まで細かく再現されていて、驚きますよ。

安土城の断面図

こちらが断面図です。かなり精巧につくられています。

安土城郭資料館 安土城の断面図

2階の展示

らせん階段を2階に上がると安土城や信長に関する絵画の展示があります。

安土城郭資料館

安土城下の楽市楽座の図や天正少年使節団の絵などがあり、当時の様子を知ることができます。
(絵は当時のものではなく、日本画の先生が描かれたものです)

安土城下 楽市楽座の絵

信長の肖像画もありました。当時の宣教師が描いたもので、織田家の人の話ではこの絵が信長にもっとも似ているとのことです。

織田信長肖像画

織田家の菩提所三宝寺の仰徳殿に織田家歴代の位牌が安置されているそうですが、そこに掲げられている写真です。

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安土山と観音寺山の比較

1階には安土山や観音寺山のジオラマが展示されています。
実際に安土城跡に行ってみるとわかりますが、結構高い山のように思います。

ところが近くの観音寺山の方がもっと高いことがわかります。

安土城郭資料館

観音寺山は標高432m、安土山は標高199mなので、かなり違いますね。

観音寺山(別名・繖(きぬがさ)山)の山頂には観音寺城がありました。観音寺城は近江源氏の佐々木氏や六角氏の居城ですが、戦国時代には浅井長政や織田信長に攻められ、廃城となりました。

その後、信長は観音寺山のとなりの安土山に城を築きます。これが安土城です。

安土城の様子

安土城の配置もジオラマになっています。

安土城郭資料館

二の丸、本丸、羽柴秀吉邸などが見えます。

安土城築城の様子

安土城築城の様子もジオラマで展示されています。天正3年に長篠の戦いで武田氏を破った信長は天正4年から観音寺城のとなりにある安土山に築城を始めました。
このジオラマは天主に使われている蛇石を山頂まで運ぶ様子を表しています。

安土城築城の様子

安土城はこの地域一帯にある湖東流紋(ことうりゅうもん)岩が石垣に大量に使用されたということです。花崗(かこう)岩よりも強靭で表面はなめらかなため石垣として使いやすかったようです。

安土城の石垣は滋賀県大津市坂本を拠点にしていた穴太衆(あのうしゅう)が請け負いました。「信長公記」には城奉行として丹羽長秀、滝川一益、羽柴秀吉が高さ3メートル、重さ112トンの巨石を1万人の人足を使って天主まで運んだと記してあります。

「蛇石」と呼ばれるこの巨石運びはコロ棒の上を修羅というそりのようなものに乗せて引き、3日3晩かかったそうです。

ところが安土城が消失した跡地からこの蛇石は発見されなかったということです。

安土城築城 信長
安土城築城に際して蛇石の運搬を指揮する信長

天正遣欧少年使節団の絵

安土城郭資料館には天正10年に日本からローマに派遣された天正遣欧少年使節団がローマ法王に謁見する様子を描いた絵も展示されています。

絵画

また、安土城下で信長が相撲を取らせている様子なども描かれていて、いろいろと見ごたえがあり楽しめますよ。

信長 相撲の絵

安土城郭資料館の概要

安土城郭資料館の概要は下記の通りです。

  • 住所:滋賀県近江八幡市安土町小中700
  • 電話番号:0748-46-5616
  • 料金:200円(学生150円、子ども100円)
  • 開館時間:9:00~17:00(入館受付は16:30まで)
  • 休業日:月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始
  • 駐車場:あり(無料)約20台

安土城郭資料館の地図
JR安土駅に隣接しています。安土駅南口を降りるとすぐにあります。

電車の時間待ちなどの間に立ち寄れるので便利ですよ。ぜひ行ってみてください。

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