今まで何度か石山寺は参拝していますが、そう言えばご本尊は見たことがなかったかも知れません。

それもそのはず!普段は非公開なのです。

ご本尊は如意輪観世音菩薩ですが、公開されていないため、普段は厨子の前には「御前立尊」が安置されているのだとか。

勅封秘仏とは

勅封(ちょくふう)とは勅命(ちょくめい)、つまり天皇陛下の命令で公開を封じることを言います。仏像が勅封になっているのは全国でもこの石山寺のご本尊だけだそうです。

今回は昨年(令和元年)に天皇陛下が即位されたので、その翌年である令和2年に公開されることになりました。
2020年3月18日に御開扉の法要が行われ、公開されました。
本来は公開機関はもっと短かったのですが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために石山寺も一時期、拝観停止になっていました。そのため、8月10日まで公開が延長されているのです。

石山寺 拝観券

こちらのチケットは6月30日までになっていますね。
参拝した日(8月5日)は疫病退散のためのお札もいただけました。

石山寺の勅封秘仏~如意輪観世音菩薩像

勅封秘仏の如意輪観世音菩薩像は本堂にあり、いつもは隠されています。
本堂内はすべて写真撮影が禁止だったので、そのお姿を写すことができませんでしたが、とても柔和な優しいお顔をされていました。

結構大きくて、高さは5メートルほどあるそうです。

右膝を立てたお姿ですが、石山寺の特徴である硅灰石(けいかいせき)の上に座っておられます。

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勅封秘仏の公開が33年に1度の理由

勅封秘仏の公開は33年に1度と天皇陛下の即位の翌年に限られています。

なぜ33年に1度かというと、「観世音菩薩は33の姿に変化して人々を救う」ことに由来しています。
前回は2016年に公開されました。

そして2020年は令和2年(天皇陛下即位の翌年)で公開されたため、2016年から4年ぶりの公開(開扉)となったわけです。
なので、次は2049年または次の天皇陛下ご即位の翌年ということになります。

8月11日には閉扉法要

一般公開は8月10日までで、8月11日には閉扉法要が行われ、次の開扉の日までは勅封されたままになります。

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