佐々木姓発祥の地・沙沙貴神社(滋賀県近江八幡市)~なんじゃもんじゃの花も必見

沙沙貴神社 近江八幡市

滋賀県近江八幡市にある沙沙貴神社は佐々木源氏発祥の地と呼ばれ、佐々木姓の始まりだと言われています。また5月には白い花をつけるなんじゃもんじゃの木があることでも有名です。

今回は沙沙貴神社の由来や見どころなどをご紹介します。

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沙沙貴(ささき)神社とは

沙沙貴(ささき)神社は「佐々木大明神」を祀る神社ですが、その佐々木大明神とは次の四座五柱の神を指します。

  • 少彦名命(すくなひこなのかみ)
  • 大彦命(大毘古神)(おおひこのかみ)
  • 仁徳天皇 
  • 宇多(うだ)天皇・敦実親王(あつみのみこ) - 

沙沙貴神社 御祭神

沙沙貴神社の語源

主祭神である少名彦命が「ササゲ」という豆のさやに乗って海を渡り、この地に着いたことから「ササキ神社」と呼ぶようになったと言われています。

沙沙貴神社の参拝経路

まず表参道の大鳥居をくぐります。
鳥居をくぐる前に一礼するのが参拝のマナーです。また、歩くときは中央は避けて、右か左に寄って歩きます。

本殿で案内図がいただけますが、沙沙貴神社のホームページにも参拝図があります。→沙沙貴神社 参拝図
沙沙貴神社MAP

参道を途中で道なりに曲がると楼門(ろうもん)が見えます。

沙沙貴神社 楼門

楼門を入ると手水舎があるので手と口をゆすいで清めます。

沙沙貴神社 手水舎

まず大きな拝殿があり、その奥に本殿があります。

こちらが本殿です。まずこちらで参拝しましょう。

沙沙貴神社 本殿

その隣に「少名彦命」が祀られています。奥には大きな岩と勾玉(まがたま)があり、参拝することができます。

沙沙貴神社 少名彦命

幸せの撫でカエル石

少名彦命の参拝所の隣にカエルの像があります。これは「幸せの撫でカエル石」で、横にあるボックスにお賽銭を入れて願い事を思いながらカエル石を撫でるといいそうです。

沙沙貴神社 カエル石

沙沙貴神社の願かけ石

カエル石のとなりには「願かけ石」があります。
静かに持ち上げながら願い事を思ったり、さすったりするといいようです。

沙沙貴神社 願かけ石

他の神社にあるように「願い事を思いながら持ち上げて、重かったら願いがなかなか叶わない」「軽かったら願いが叶う」というものではないそうで、どう受け止めるかはその人の自由だそうです。

実際に持ち上げてみましたが、それほど重くは感じませんでした。

願いがひとつだけ叶う!沙沙貴神社の歳徳神

カエル石や願かけ石を過ぎて奥に進むと「歳徳神(としとくさん)」の祈願所があります。

沙沙貴神社 歳徳神

これはその年の恵方(えほう)に向かって願いをすると、願い事がひとつだけ叶うというものです。200円を納めて自分の願いを紙に書きます。

沙沙貴神社 歳徳神

紙に願い事を書いたら、恵方に向かってお願いをします。
この年(令和2年)の恵方は「西南西」だそうです。

沙沙貴神社 恵方

お参りをしたら、願い事を書いた紙は祈願所に結びつけて帰ります。

出逢いの椙檜(しょうかい)

楼門を出ると、「男石」と少し離れた位置に「女石」があります。

沙沙貴神社

男性は男石から女石まで、女性は女石から男石までを目を閉じて歩き、うまく向こうの石まで行けたらいいご縁(出逢い)に恵まれるそうです。

説明の看板には
椙(すぎ)はさかえてすくすくのび
檜(ひのき)はいぶきをあたえる
人の世の幸・不幸は人と人とが出逢うことから始まる
よき出逢いをお祈りください
と書かれています。

沙沙貴神社

気になる方はぜひやってみてください。

沙沙貴神社は佐々木源氏発祥の地

さて、沙沙貴神社は「佐々木姓」発祥の地だと言われています。
日本の苗字ランキングで13位に入る「佐々木」姓は「佐々木源氏」に由来するのだとか。その発祥がこの沙沙貴神社ということで、NHKの「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」でも紹介されました。

佐々木源氏発祥の地

佐々木源氏とは

佐々木氏は宇多天皇の皇子を始祖とする宇多源氏の流れで近江国(滋賀県)が発祥とのこと。

宇多源氏の中でも特に佐々木氏は「近江源氏」や「佐々木源氏」と呼ばれ、佐々木定綱が鎌倉時代の初頭にこの土地をおさめ、織田信長に追われるまでの約400年間、この地の守護として支配をつづけました。

また、全国各地に佐々木氏の支流が広がっていきます。武士では佐々木盛綱や佐々木秀義、佐々木高綱などがいます。また、六角氏や京極氏、大原氏などは佐々木源氏の分家だそうです。

末裔には尼子経久、木村重成、角倉了以、佐々木小次郎、杉田玄白、間宮林蔵、大山巌、佐々木蔵之介、乃木希典などがいます。

杉田玄白や間宮林蔵、乃木将軍などは姓が佐々木ではありませんが、佐々木源氏の流れを汲んでいるということなのですね。
毎年10月の第二日曜日には「近江源氏祭」が開催されます。全国の佐々木源氏一族の人が集まるそうです。

沙沙貴神社の境内には乃木希典将軍が植えた松の木がありますよ。

沙沙貴神社 乃木希典の松

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沙沙貴神社のなんじゃもんじゃの木

沙沙貴神社と言えば「なんじゃもんじゃの木」が有名です。

沙沙貴神社 なんじゃもんじゃの木

なんともおかしな名前ですが、正式名称は「ヒトツバタゴ」(一つ葉タゴ)と言います。
5月中旬に白い花をつける大きな木で、境内の何ヶ所かに植えられていますが、シンボルとなっているのは駐車場からすぐのところにあるこの木です。

モクセイ科の植物で、白く細い花びらが密集しています。ただ、この細いのは一枚の花びらが裂けたものなのだとか。
こういった花びらの形状はとても珍しいそうです。

なんじゃもんじゃの花

沙沙貴神社に植えてあるなんじゃもんじゃの木は昭和63年5月に奉納されたものだそうです。

沙沙貴神社の御朱印

沙沙貴神社では御朱印がいただけます。(手書きではなく書置きです)
こちらが実際にいただいた御朱印です。
沙沙貴神社 御朱印

5月に参拝したときは、季節限定の御朱印がありました。2020年は東京の貼り絵作家である鈴木朋子さんの作品(なんじゃもんじゃの木)が一緒にいただけます。

沙沙貴神社 御朱印

また、御朱印の「沙沙貴神社」の文字は楼門に掲げられている文字を印刷したものだそうです。こちらは明治24年(1891年)に佐々木一族である三井家が有栖川熾仁親王(ありすがわたるひとしんのう)の諸願成就を祈念して奉納されました。こういったところからも由緒ある神社であることがわかりますね。

沙沙貴神社のお守り

沙沙貴神社には次のようなお守りがあります。

  • なんじゃもんじゃのお守りとしおりセット
  • 沙沙貴神社のキーホールダー型お守り
  • ろうばいのお守り

ろうばいというのは「蝋梅」と書きますが、梅の時期に黄色い花をつけます。その花が蝋(ろう)細工のように見えることから「ろうばい」と名付けられました。

沙沙貴神社はろうばいでも有名で、それをお守りにしたものになります。

沙沙貴神社のお守り

沙沙貴神社への行き方

沙沙貴神社への行き方をご紹介します。

沙沙貴神社の概要

沙沙貴神社の概要は次の通りです。

  • 住所……滋賀県近江八幡市安土町常楽寺一番地
  • 電話番号……0748-46-3564
  • 公式サイト……沙沙貴神社

電車で行く場合はJRびわこ線 安土(あづち)駅で下車。歩いて15分ほどです。
車の場合、竜王ICから20分ほどです。

なお、バスは2時間に1本程度しかないので、駅からタクシーで行かれることをおすすめします。

沙沙貴神社 バス停

沙沙貴神社の地図

沙沙貴神社のなんじゃもんじゃの木は有名ですが、花は5月上旬から中旬ごろが見ごろを迎えます。また初春にはろうばいが咲きますし、四季折々の花が境内に咲いているので、いつ行っても楽しめると思います。
ぜひ行ってみてくださいね。

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