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安土城郭資料館をご紹介|【戦国武将甲冑展】の様子もまとめました

安土城について詳しく展示している安土城郭資料館。

今回は、そんな安土城郭資料館をご紹介をご紹介していきます。

2020年2月29日まで開催されてる戦国武将甲冑展の様子もまとめているので、ぜひご覧ください。

目次

安土城郭資料館とは

安土城郭資料館

安土城郭資料館はJR安土駅(琵琶湖線)からすぐのところにあります。

資料館と言ってもそれほど大きくはなく、入場料が200円というのもお手頃価格です。

まずビデオ映像観たり、安土城の模型を見学できたりします。

安土城郭資料館の2階の展示

安土城郭資料館

らせん階段を2階に上がると安土城や信長に関する絵画の展示があります。

安土城下の楽市楽座の図や天正少年使節団の絵などがあり、当時の様子を知ることができます。(絵は当時のものではなく、日本画の先生が描かれたものです。)

安土城下 楽市楽座の絵

信長の肖像画もありました。

当時の宣教師が描いたもので、織田家の人の話ではこの絵が信長にもっとも似ているとのことです。

織田信長肖像画

安土城の様子

安土城の配置もジオラマになっています。

安土城郭資料館

二の丸、本丸、羽柴秀吉邸などが見えます。

安土城築城の様子

安土城築城の様子もジオラマで展示されています。

天正3年に長篠の戦いで武田氏を破った信長は天正4年から観音寺城のとなりにある安土山に築城を始めました。

このジオラマは天主に使われている蛇石を山頂まで運ぶ様子を表しています。

安土城築城の様子

安土城はこの地域一帯にある湖東流紋(ことうりゅうもん)岩が石垣に大量に使用されたということです。

花崗(かこう)岩よりも強靭で表面はなめらかなため石垣として使いやすかったようです。

安土城の石垣は滋賀県大津市坂本を拠点にしていた穴太衆(あのうしゅう)が請け負いました。

「信長公記」には城奉行として丹羽長秀、滝川一益、羽柴秀吉が高さ3メートル、重さ112トンの巨石を1万人の人足を使って天主まで運んだと記してあります。

「蛇石」と呼ばれるこの巨石運びはコロ棒の上を修羅というそりのようなものに乗せて引き、3日3晩かかったそうです。

ところが安土城が消失した跡地からこの蛇石は発見されなかったということです。

安土城築城 信長
安土城築城に際して蛇石の運搬を指揮する信長

天正遣欧少年使節団の絵

安土城郭資料館には天正10年に日本からローマに派遣された天正遣欧少年使節団がローマ法王に謁見する様子を描いた絵も展示されています。

絵画

また、安土城下で信長が相撲を取らせている様子なども描かれていて、いろいろと見ごたえがあり楽しめますよ。

信長 相撲の絵

安土城郭資料館で戦国武将甲冑展が開催

さて、ここからは安土城郭資料館で開催されている「戦国武将甲冑展」の体験レポートです。

館内の一角に織田信長の甲冑、信長の南蛮風の甲冑、徳川家康、羽柴秀吉、前田利家、滝川一益などの戦国武将の甲冑が展示されていました。

足軽の衣装も展示されていました。

ここからは、いくつかをご紹介していきます。

まずは、織田信長の南蛮甲冑です。

織田信長の南蛮甲冑

次に、羽柴秀吉の甲冑です。

羽柴秀吉の甲冑


さらに、前田利家の甲冑です。

前田利家の甲冑


そして、滝川一益の甲冑です。

滝川一益の甲冑


こちらは足軽の衣装です。

足軽の衣装


陣羽織の試着も可能

一部有料ですが、信長の陣羽織や足軽の衣装を試着することもできるそうです。

そういう体験はなかなかできないので、ぜひやってみたいですね。

足軽の格好で射的もできるそうですよ。

戦国武将の気分…というよりは足軽の気分になれる…ということで気分的にはちょっと微妙かも知れませんが、なかなかできない体験ではないでしょうか。

また、陣羽織を羽織って武将気分になるのもいいですね。

安土城郭資料館の入館料は大人200円(学生150円、子ども100円)です。

この戦国武将甲冑展は特に料金はかからないので、入管料だけで見ることができますよ。

期間は2020年2月29日までです。この機会にぜひご覧ください。

安土城郭資料館の概要

安土城郭資料館の概要は下記の通りです。

  • 住所:滋賀県近江八幡市安土町小中700
  • 電話番号:0748-46-5616
  • 料金:200円(学生150円、子ども100円)
  • 開館時間:9:00~17:00(入館受付は16:30まで)
  • 休業日:月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始
  • 駐車場:あり(無料)約20台

安土城郭資料館の地図
JR安土駅に隣接しています。安土駅南口を降りるとすぐにあります。

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